結婚相談所でトラブルや訴訟問題となることは?よくあるトラブル5つ

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結婚相談所の出会いが訴訟につながるトラブルになってショックを受ける女性

毎年、国民生活センターには結婚相談所に関する相談が数多く集まり、2017年には1873件もの相談が集まりました。相談内容は、解約や返金に関するものから勧誘方法に関するトラブルなど、さまざまです。

そこで、今日は結婚相談所でトラブルや訴訟問題となることの多い事例を5つ紹介します。これから結婚相談所を利用しようと思っている人は、ぜひ結婚相談所選びの参考にしてみてください。

1.解約させてもらえない・違約金が高い

1つ目は、結婚相談所を解約させてもらえない、または解約にかかる違約金が高いことで起こるトラブルです。

ある男性の体験談を紹介します。

僕は、結婚相談所に入会した後、月に2~4人ほどの女性にお見合いを申し込みました。でも、だれからもOKをもらえないまま、気づけば半年が過ぎていたんです。

僕とこの結婚相談所は相性が悪いのだろうと思い、解約を申し出ました。そしたら、契約から1年未満なので解約すると違約金がかかると言われて……。

結局、解約はできましたがお金は1円も返してもらえませんでした。

この男性と同じように、解約を申し出ると途中解約の違約金を主張する結婚相談所は少なくありません。中には、途中解約をさせないケースや、解約をさせないために担当者が電話口に出ないといったケースもあります。

実際のところ、基本的には1年単位の契約を結ぶ結婚相談所が多いようですが、仮に契約が1年だとしても申し出た時点で解約できると法律で決まっています。仮に、契約時の説明で途中解約できないと言われたり契約書に記載してあったりしても、法律的には無効です。

また、途中解約にかかる違約金(損害賠償・解約料)には3万円の上限があります

結婚相手紹介サービスにおけるサービス提供開始前の中途解約は、解約料の上限を 3 万円と定めており、サービス提供開始後であれば、①提供されたサービスの対価に相当する額②2 万円または契約残額の 20%のいずれか低い額を加えた合計額(①+②)が上限となっている(特商法政令第 15 条、第16 条)

引用元:国民生活センター

さらに、もしも契約書に解約に関する記載がなければ、たとえクーリングオフ期間を過ぎていてもクーリングオフを主張して全額返還を請求できる可能性もあります

契約期間の途中で解約を申し出る理由は、

  • 強引に入会させられたけど、やっぱり取り消したい
  • 入会したのに1人も紹介してもらえない
  • 受けた説明どおりのサービスを受けられない
  • アドバイザーとの相性が悪く、信頼できない

など、人によってさまざまですが、どんな理由であっても無計画に解約を申し出ると思わぬ方向に話が進むかもしれません。

そこで、解約を申し出る前にまず契約書をチェックしてみてください。もし解約に関する記載がなければ、トラブルを防ぐためにも一度『国民生活センター』へ相談してみることをオススメします。

あまりに悪質な結婚相談所の場合は訴訟を起こさなければ対応してもらえないこともあるので、くれぐれも慎重に進めましょう。

2.出会った相手が既婚者だった

結婚相談所で出会った男性が既婚者だったことに怒る女性

2つ目に紹介するトラブルは、結婚相談所で出会った相手が既婚者だったというもの。

たとえば、こちらの女性はこんな体験をしたそうです。

私は、28歳のときに結婚相談所へ入会しました。

入会してしばらくした頃、とても優しい男性に知り合ったのです。外見もステキだし、話も合う。これは運命かも……♡ と思ったのですが、何となく引っかかります。

「こんなステキな人が、本当に独身?」

そう思った私は、早速ネットで彼を探してみることに。

すると、彼のFacebookを発見! なんと、彼は既婚者だったのです。

奥さんとは別居中のようでしたが、既婚であることに違いありません。ショックでしたし、トラブルになるのもイヤだったのでお断りしました。

既婚者も登録できる結婚相談所があるなんて、驚きを隠せません。

この女性は早い段階で気づいたので、精神的にも金銭的にも少ないダメージで済みました。ですが、中には婚約までした後で相手が既婚者だと知り、結婚詐欺として訴訟を起こすケースもあります

相手が既婚者だと知りながらも交際を続けた場合は、反対に相手の配偶者に慰謝料を請求される可能性もあるので注意が必要です。

少しでもトラブルを防ぐためにも、信頼できる結婚相談所を選びましょう。

結婚詐欺については、こちらも参考にどうぞ。▷『結婚相談所に潜む結婚詐欺師の手口と結婚詐欺に引っかからない方法

3.成婚料なんて聞いていない

次に紹介するのは、成婚料について説明を受けていなかったことで起こるトラブルです。

たとえば、Cさんはこんな経験をしました。

結婚相談所から紹介された女性と交際し始めて3か月目に入った頃、結婚相談所から100万円もの成婚料を請求されました。

入会した時に成婚料のことは説明されてないし、ましてやその女性とは婚約すらしていません。それでも、その女性との交際を続けるために仕方なく100万円を支払いました。

それなのに、しばらくしたらその女性と連絡が取れなくなってしまったんです!

結婚相談所への不信感が消えず、僕はそのまま退会しました。もう婚活なんてウンザリです。

このように、成婚料が必要だなんて聞いてない! とトラブルになるケースは少なくありません

たとえ説明を受けていなくても、成婚料について契約書に記載してある場合は支払わざるを得ないケースが多いようです。

とはいえ、支払わずに済むケースもあります。どうしても納得できないときは、『国民生活センター』へ相談してみましょう。

4.会員にサクラが多い

結婚相談所でサクラに引っかかり訴訟問題になった女性

サクラに引っかかるケースも、結婚相談所で起こりうるトラブルです。

たとえば、こんな経験をした女性がいます。

ハイスペックな男性会員が多いことに惹かれて入会した結婚相談所で、約束どおりハイスペックな男性を紹介してもらいました。

でも、3か月で11人もの男性とお見合いをしたのに、だれとも交際に発展なかったんです。

1回お見合いをするごとにお見合い料を加算されて、気づけば相当な額になっていました。

これ以上こんな出費は続けられない! と思い退会したのですが、よく考えたら何かおかしいなと思って……。相手の男性はみんなヤケに場慣れしている感じだったし、あんなハイスペックな男性ばかりが登録しているなんて不自然ですよね。

彼らは絶対にサクラだったと思います。お金と時間を返してほしいです。

サクラを使う結婚相談所は多くありませんが、だれでも簡単に登録できる結婚相談所では実際にサクラによるトラブルが発生しています。あまりに悪質な場合は、訴訟問題になることもあるようです。

サクラのいない結婚相談所を見分けたい人は、こちらも参考にしてみてくださいね。▷『サクラのいない結婚相談所を見分けるポイント6選&サクラの特徴3選

5.カラダの関係をもったのに交際終了

最後に紹介するのは、カラダの関係をもったことで起こる起こるトラブルです。

ある女性の例を紹介します。

結婚相談所で知り合った男性と、2回目のデートでカラダの関係をもちました。

実は、その男性は外見も性格も私のタイプそのものだったので、誘いを断り切れず、ついホテルへ……。

ところが、その数日後に結婚相談所から交際終了の知らせを受けたのです。

私は彼のことが本当に好きだったので、婚活を続ける気になれず退会しました。

結婚相談所での紹介だからと気を許す気持ちは理解できます。ですが、婚活においては誠実な相手を見極めることも大切です

結婚相談所によってはカラダの関係をもつことでペナルティを科すところもあるので、くれぐれも注意しましょう。婚前交渉については、こちらも参考にしてみてください。▷『結婚相談所では婚前交渉はNG!?実際のところを調べてみた!

まとめ:信頼できる結婚相談所を利用しよう

今日は、結婚相談所でトラブルや訴訟問題となることの多い事例を紹介しました。

結婚相談所で訴訟になるほどのトラブルが起こる確率はそう高くありませんが、時間とお金を無駄にしないためにも信頼できる結婚相談所を利用してほしいと思います。