「気になる人に意識してもらいたい!」「でもグイグイとアタックするのは嫌だな」と悩んでいませんか?
そんなあなたには、「ミラーリング」という心理学テクニックがおすすめです。ミラーリングとは、相手をマネすることで好意を持ってもらうテクニックのこと。恋愛に使える心理学テクニックでは、とても有名なものです。
しかし、やりすぎると逆効果になることも。そこでこの記事では、ミラーリングの実践方法や注意点をご紹介します。
ぜひ参考にして、好きな人と相思相愛になってくださいね。
<目次>
ミラーリングとは?相手の仕草や行動をマネすること
ミラーリングとは、相手の仕草や行動を鏡に映したようにマネすることです。動きだけなく、言葉づかいや表情をマネすることもミラーリングになります。
仕事中でもランチタイムにも実践しやすいので、さりげなくアタックしたい方にオススメです。
でも「どうしてマネするだけで、好意を持ってもらえるの?」と思うかもしれませんね。
人は誰かを好きになるとき、次の4つのうちのどれかに影響を受けています。
- 1.類似性(自分と似ている人を好きになる)
- 2.外見の魅力(外見で好きになる)
- 3.単純接触(たくさん会うほど好きになる)
- 4.好意の返報性(自分に好意を持っている人を好きになる)
この中で、ミラーリングは「類似性:自分と似ている人を好きになること」を利用したテクニックなのです。
例えば、初対面の人でも出身地が同じだったり、同じ趣味を持っていると親近感を覚えますよね。人には、自分と共通点があると親近感を抱きやすいという特徴があります。そして共通点が多いほど、相手に好意を持ちやすくなるのです。
しかし、いくら恋愛で有利になるとは言っても「共通点が見つからない…」ということもありますよね。
そんなとき、ミラーリングを使えば意図的に共通点を作れます。相手の仕草や行動、言葉づかいをマネすることで、「あなたと私は似ていますよ」というサインを送ることができるのです。相手は気づかないうちに、あなたに対して親近感を覚えるようになります。
それでは、ここからはミラーリングの実践方法を具体的に見ていきましょう。
ミラーリングの実践方法
恋愛でオススメするミラーリングは、次の5つです。
1.基本は相手の仕草や行動を「さりげなく」マネする
ミラーリングの基本は、相手の仕草や行動を鏡のようにマネすることです。しかし、そっくりそのままミラーリングすることはオススメしません。
ミラーリングは、相手の潜在意識にサインを送ることで親近感を覚えさせるもの。強い信頼関係がないのに全てマネしてしまうと、不信感を覚えてしまいます。
そこで「さりげなく」相手の仕草をミラーリングするために、一部だけをマネする「クロスオーバーミラーリング」を行いましょう。
例えば、相手が右手でドリンクを飲んだら、左手を口元や耳元に持っていきます。他にも相手が足を深く組んだら、あなたは足首をクロスするように足を浅く組んでみましょう。
このように「さりげなさ」をプラスすると、相手に「マネされている」と気づかせないことができます。
2.相手と言葉の表現を合わせる
次に、使う言葉を相手の表現に合わせてみましょう。
例えば、相手が水のことを「お冷(おひや)」と言ったら、あなたも「お冷」と言うようにします。また相手が「お水」と言っていたら、あなたも「お水」と言うようにしましょう。
他にも、同じタイミングで敬語をやめるのもミラーリングの一つ。
相手が敬語を使わなくなったら、同じタイミングであなたも敬語をやめてみましょう。それだけで今までよりグッと親近感が強くなります。
「いきなりやめるのはムリ!」「先輩だから失礼なんじゃないかな…」という方は、ちょっとした相づちや感想など「一部だけ」敬語をやめてみるのがオススメです。
- そうなんですね→そうなんだ
- すごいですね→すごい!
マナーだとしても、ずっと敬語だと相手は距離を感じてしまうもの。細かいところで言葉づかいが同じだと、好意を持ちやすくなりますよ。
»婚活で敬語からタメ口に切り替える理想的なタイミングと方法3選
3.会話をするときは、相手の言葉を使って返事をする
会話をしているときは、相手の言葉を使って返事をするようにしましょう。
あなた:料理にハマってるんだ!どんな料理を作ってるの?
このように相手が言った言葉をくり返しつつ質問を加えると、ミラーリングを利用しながら自然な会話を続けることができます。
他にも、感情にあたる言葉もマネしてくり返しましょう。
あなた:それはたしかに腹が立つね!
同じ感情の言葉を返してもらうことで、人は「自分の気持ちをしっかり受け止めてくれたんだな」と安心感を覚えるもの。小さなことに感じても、積み重ねることで少しずつ信頼感は大きくなっていきますよ。
4.メールやLINEを返すときに使えるミラーリング
メールやLINEでも、ミラーリングを利用して相手と仲良くなることはできます。
例えば、次の4つの点を相手に合わせるようにしましょう。
- 言葉づかい
- 使う絵文字やスタンプ
- 改行の仕方
- 返信にかかる時間
これらをミラーリングすると、無意識に「コミュニケーションの取り方が自分と似ているな」と感じるため、あなたのことを受け入れやすくなるのです。分析できたら意識して使うようにしましょう。
5.服装のテイストを同じにする
行動や言葉づかいだけでなく、服装でもミラーリングすることはできます。
例えば、相手がジーンズやスニーカーなどを使ったカジュアルスタイルなら、あなたもカジュアルなアイテムを身につけましょう。相手の服装がフォーマルならば、ジャケットや革靴、パンプスなどドレッシーなスタイルにします。
制服やユニフォームのように、服装を同じテイストにすると人は仲間意識がとても強くなるもの。職場でもデートでも積極的に取り入れていきましょう。
ミラーリングを使った応用テクニック:相補的ミラーリング
ミラーリングの応用テクニックとして、「相補的ミラーリング」というテクニックを紹介します。
相補的ミラーリングとは、「あえて」相手と逆の仕草をすること。ミラーリングをしている途中にあえて逆の動作を混ぜることで、ミラーリングを引き立たせることができます。
例えば、足を組んでいた相手が足をほどいてドリンクを飲んだら、あなたは足を組んでドリンクを飲みましょう。他にも、相手が前のめりになって話しかけてきたら、引き気味に構えて対応します。
ミラーリングするだけでなく、あえて逆の仕草も混ぜることで相手の潜在意識に働きかけましょう。
ミラーリングを使用するときの2つの注意ポイント
それでは最後に、ミラーリングを使うときの2つの注意点を紹介します。
1.さりげなくマネしないと、バレやすい
ミラーリングは、さりげなくマネしないとすぐバレてしまうので気をつけましょう。
いくら自分に似ている人を好きになりやすいとは言っても、わざとらしかったり、やりすぎると相手は不快感を覚えてしまいます。
とくにまだ相手と信頼関係ができていないときは、ミラーリングに「さりげなさ」を加えたクロスオーバーミラーリングをするように心がけてください。
2.「自分はどこまでマネされたら嫌か」を研究しておこう
ミラーリングは「どこまでマネしていいのか」判断しにくいのも注意ポイントの一つ。実際は向かい合って相手をじっくり観察することが大切なのですが、最初はそんな余裕もないかもしれませんね。
そこで、事前に「自分はどこまでマネされたら嫌に感じるのか」確認しておきましょう。
例えば、あなたが過去に方言をマネされて「何だかバカにされてるみたい…」と感じたことがあったのなら、「相手の方言をマネするのは控えよう」と対策を立てることができます。
相手のことは全く分からなくても、自分自身を分析しておくことで大きな失敗は防げますよ。
まとめ
気になる人に意識してもらえる心理学テクニック「ミラーリング」を紹介しました。
ミラーリングは、相手の仕草や言葉づかいをマネすること。「人は自分と似た人を好きになる」という理論を応用しています。気軽に誰でも簡単にできるので、「さりげなくアタックしたい」という方にもピッタリ。
ただし、わざとらしくマネしてしまうと相手に距離を取られてしまう可能性もあります。しっかり相手を観察しつつ、さりげなくマネするように気をつけましょう。
ぜひこの記事を参考にして、気になる人と素敵なカップルになってくださいね。
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