婚活でも同棲はアリ?結婚前に同棲するメリット・デメリットを解説

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婚活で同棲をするのは○×どっちでしょう?と笑顔で聞く女性

「結婚する前には同棲をした方がいい」と言う人は多いですが、それは婚活で出会ったカップルにも当てはまるのでしょうか? 実は、結婚前の同棲には婚活中だからこそ得られるメリットもあるようです。

今日は、婚活で出会ったカップルが結婚前に同棲をするメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ紹介します。婚活相手に「同棲しよう」と言われて迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

婚活で同棲をするメリット3選

まずは、婚活で同棲をするメリットからお伝えします。

メリット1.お互いの価値観を知れる

1つ目のメリットは、お互いの価値観を早く知れることです。

離婚理由のトップ5は、毎年さほど変化がありません。中でも、とくに多い理由が性格の不一致です。

性格の不一致の中には、価値観も含まれています。価値観を分かりやすくまとめると、物事に対する考え方ですね。自分にとって何が大切なのか、その優先順位を示すものでもあります。

たとえば、

  • お金の使い方
  • 育児への関わり方
  • 親戚や友だちとの付き合い方

などは、結婚生活に大きく影響を与える価値観の代表例です。

こういった価値観については、どんなに長く交際を続けても隠そうとすればお互いに隠せてしまいます。そのため、「結婚してから初めて知った!」という状況も十分に考えられるのです。

婚活の段階で同棲をすれば、少なくとも生活に関する価値観はお互いに知れます。

たとえば、

  • 食の好み
  • 掃除の頻度
  • 休日の過ごし方

などは、3か月もあれば分かるでしょう。

すべての価値観が同じ相手は、おそらくこの世に存在しません。そこで大切なのが、お互いの価値観のズレをどう修正していくかです。お互いに自分の価値観を「絶対に変えたくない!」と思っていれば、必ずいつか衝突します。

このように、お互いが「合わせられるところは合わせていこう」と思えるかどうかは、結婚生活において大切な価値観です。この価値観を結婚前に知れることは、婚活における同棲の最も大きなメリットだと言えます。

メリット2.結婚資金をためられる

婚活で同棲をすると結婚資金がたまるよとOKサインで伝える女性

結婚資金をためられることも、婚活で同棲をするメリットの1つです。

同棲をすれば、家賃や食費、水道光熱費といった生活費を節約できます

食費や水道光熱費は、人数が1人から2人に増えたからといって2倍になるわけではありません。家賃に関しても、たとえ1人暮らし用の賃貸物件から2人暮らし用の賃貸物件に引っ越したとしても2倍までは増えません。

一方、仮に2人が1人暮らしだった場合、別々に暮らしていればこれらの生活費は1人ごとに同じだけかかります。

たとえば、これまではお互いに

  • 家賃    8万円
  • 食費    3万円
  • 水道光熱費 1万円

の、合計12万円がかかっていたとしましょう。

もしどちらかの部屋で一緒に暮らすことになれば、生活費は

  • 家賃    8万円
  • 食費    5万円
  • 水道光熱費 1万5,000円

と、合計14万5,000円ほどになると予想できます。

これを2人で割れば、1人7万2,500円です。つまり、1人あたり4万円~5万円ほど生活費が浮く計算になり、浮いたお金は結婚資金として貯金できます

メリット3.結婚生活を体験できる

3つ目のメリットは、結婚生活を体験できることです。

婚活をしている人の中でも、とくに結婚経験のない人は結婚生活に期待しすぎている可能性があります。結婚生活に期待しすぎることで、実際に結婚するとガッカリしてしまうケースも少なくありません。

結婚生活は、もちろん幸せな時間も多いですが、苦労も多いものです。

たとえば、

  • 気を使いすぎて疲れる
  • なかなか1人の時間をつくれない
  • 相手のイヤな面が見える

といったことでストレスを感じる人は多いでしょう。

しかし、これらを同棲の時点で体験しておけば、いざ結婚生活が始まってもガッカリしません。むしろ、一緒に暮らすことや同居生活のストレスに慣れたり、ストレスを感じないように工夫したりできるため、同棲してから結婚すると結婚後にあまりストレスを感じない可能性もあります

そう考えれば、結婚生活をリアルに体験できることも婚活で同棲をする大きなメリットですね。

同棲のデメリット3選

続いて、婚活で同棲をするデメリットを3つ紹介します。

デメリット1.結婚する意味を見失う

結婚前に同棲をしたせいで同居生活が怖くなってしまったカップル

1つ目のデメリットは、結婚する意味を見失ってしまうことです。

婚活の時点で同棲をすると、同棲をしていることに満足してしまって「わざわざ入籍をしなくても良いんじゃないかな」と思う場合があります。

これは、男性に多い考え方です。

また、反対に「他人と暮らすことがこんなに大変なら、もういっそのこと結婚したくない」と思う場合もあります。

婚活で出会った2人が同棲をする場合は、その多くのカップルが結婚を前提に同棲を始めるのではないでしょうか。しかし、あまり相性の良くない相手と同棲を始めてしまうと、同居生活に良い印象を抱けなくなってしまうので注意が必要です。

相手が変われば、同棲生活もまったく違うものになります。何年も楽しく同棲できる相手もいれば、3か月でウンザリしてしまう相手もいるでしょう。

もしもあなたが同棲をしたせいで同居生活に良いイメージを抱けなくなったとしても、それは相手との相性が合わなかっただけかもしれません。いつかきっとあなたに合う人と出会えますので、落ち込まないでくださいね。

デメリット2.別れづらい

2つ目のデメリットは、同棲をしている相手とは別れづらいことです。

別れた後も、しばらくは同棲相手と一緒に暮らさなければいけない状況になる可能性があり、そういったことを考えるとなかなか別れを切り出せない可能性があります。中には、こちらが別れたいと告げてもなかなか別れてくれない(部屋から出ていってくれない)ケースもあります。

一方、もし一緒に住んでいなければ「別れましょう」と言えばそれで終わりです。

婚活においては、「この相手とは結婚できない」と思ったらなるべく早い段階で交際を解消するスピーディーさも必要です。時間との闘いでもある婚活でなかなか別れられないというのは、無視できない大きなデメリットではないでしょうか。

このデメリットを解消するには、同棲を始める前にしっかりとルールを決めておくことが大切です。

たとえば、

  • 結婚できないと思ったら、思った時点で遠慮なく告げる
  • 別れたがる相手を無理に引き留めない
  • 別れ話を無視して部屋に居座らない

などをルールに加えておくと良いでしょう。

また、これらのルールをしっかり守ってくれる相手かどうかを見極めてから同棲を始めることも大切です。普段から約束をしっかり守ってくれる相手なら、おそらく安心できるのではないでしょうか。

デメリット3.結婚後に新鮮さを感じられない

結婚後に新鮮さを感じられないことも、婚活で同棲をするデメリットの1つです。

あなたは、「新婚」と聞いてどれくらいの期間を想像しますか?

男女によっても差がありますが、

  • 3か月
  • 半年
  • 1年
  • 3年
  • 子どもができるまで

などを「新婚」と呼ぶ人が多いようです。

一方、結婚前に同棲をする場合、多くの場合では同棲の期間が3か月~1年ほどになります。つまり、実際に結婚をする頃には既に新鮮さを失っている可能性が高いということ。

とはいえ、同棲を始めた頃に味わう新鮮さも捨てたものではありません。同棲の期間があるからこそ、「結婚したら子どもをすぐにつくろう」と思えるカップルもいるのではないでしょうか。

まとめ:勢いだけで決めるのはNG

婚活で同棲をすることにはメリットもデメリットもありますが、同棲で感じるデメリットは工夫次第で回避できます。

何より大切なのは、行き当たりばったりで同棲を始めないことです。先のことをしっかり考え、2人でよく話し合って決めてくださいね。(Written by 永瀬なみ)

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