結婚相談所に潜む結婚詐欺師の手口と結婚詐欺に引っかからない方法

婚活中の皆さん、結婚相談所には結婚詐欺師も登録しているのではないかと不安に思うことはありませんか? 当サイトでも、結婚詐欺を心配する声が寄せられることは少なくありません。

実際のところ、結婚相談所で出会った相手から結婚詐欺にかけられるケースはほとんどないので安心してください。とは言え、100%大丈夫とも断言できるのかと聞かれたら、残念ながら答えはNOです。

そこで、今日は結婚相談所に潜む結婚詐欺師の手口と結婚詐欺に引っかからない方法をご紹介します。不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚相談所に潜む結婚詐欺師の手口

まずは、実際に結婚相談所の利用者が被害に遭ったパターンをいくつかご紹介します。

結婚の話と同時に家族やお金の話が出る

THE 結婚詐欺とも言えるほど王道の手口が、結婚の話と同時にお金の話を出すパターンです。とくに、恋愛経験の少ない人がだまされることの多いケースですね。

ここでは、さやかさん(仮名)の場合を例に挙げてご紹介しましょう。

【さやかさんの場合】

結婚相談所で知り合ったコウジさんとは、3回目のデートで交際がスタート。誠実なコウジさんに惹かれたさやかさんは、会う度に好きになっていきました。

そんなある日、コウジさんはさやかさんの両親に挨拶をしたいと言い出します。

この言葉をプロポーズだと受け取ったさやかさんは、彼を両親に会わせました。「誠実そうな良い人を連れてきた」と喜んでくれた両親。

「次は私の番ね」と思ったさやかさんは、「コウジさんのご両親への挨拶はいつがいいかな?」と尋ねます。すると、コウジさんは「父は幼い頃に亡くなっている。母は入院中だから退院するまでは待ってほしい」と言いました。

コウジさんのことを大切に思うさやかさんは、コウジさんのためにできることがあれば何でもしてあげたいと思います。

後日、コウジさんのお母さんの容態が悪くなり、治療費が足りないと話すコウジさん。

さやかさんは「これを使って」と現金を渡しました。コウジさんは何度も断りましたが、最終的に受け取ります。

お母さんの容態が良くなれば結婚できると信じるさやかさんは、彼との結婚を心待ちにしていました。

しばらくすると、コウジさんから「母が亡くなった」と連絡がきます。落ち着いたら連絡すると言われ、さやかさんは待ちました。

ところが、待てど暮らせどコウジさんからの連絡がきません。そこで、さやかさんはコウジさんに電話をかけてみました。

「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」

さやかさんは、このとき初めて自分が結婚詐欺被害に遭ったのだと気づいたのです。

このように、結婚詐欺の手口には

  • ・病気の家族がいる
  • ・お金の問題さえ解決すれば結婚できる

などの話が多いです。

ほかにも、

  • ・一緒に投資をして結婚資金をためよう
  • ・先に2人で住むマンションの契約を済ませておこう

などと言われるケースがあります。

女性が詐欺を働く場合は、カラダの関係をもったことを理由に結婚詐欺だと訴えてきたり、先ほどのさやかさんのように同情を引こうとしたりすることで金銭をだまし取るケースがあるようです。

結婚相談所自体が悪徳業者

結婚詐欺の中には、結婚相談所自体が悪質な業者であるケースもあります。

たとえば、入会金を支払って入会したにもかかわらず、まったく紹介してもらえないというケース。「○か月以内に必ず結婚できる」「月に○人以上と出会える」などの根拠のない数字にだまされて入会してしまう人もいるようです。

また、クレームを言うために電話をかけたら番号が変わっていて、事務所がもぬけの殻だったという話も珍しくありません。

結婚詐欺に引っかからない方法

結婚詐欺の手口は分かりましたが、被害に遭わないためには一体どんなことに注意すれば良いのでしょうか? ここからは、結婚詐欺に引っかからない方法を二つお伝えします。

信頼できる結婚相談所を選ぶ

一つ目の方法は、信頼できる結婚相談所を選ぶことです。

ここでは、信頼できる結婚相談所を選ぶポイントを三つご紹介します。

1.身分証明書の提示が必要な結婚相談所を選ぶ

結婚詐欺の被害に遭いたくなければ、入会時に身分証明書の提示が必要な結婚相談所を選びましょう。

結婚相談所の求める身分証明書には、

  • ・運転免許証
  • ・健康保険証
  • ・パスポート
  • ・マイナンバーカード
  • ・住民票
  • ・収入証明
  • ・独身証明書

などがあります。

詐欺師は身元を知られることなく逃げたいと考えるため、身分証明書の提示が必要な結婚相談所には登録しづらいものです。

2.マル適マークやプライバシーマークのある結婚相談所を選ぶ

結婚詐欺の被害に遭いたくなければ、マル適マークやプライバシーマークのある結婚相談所を選びましょう。

マル適マークは経済産業省が作成したマークで、『結婚相手紹介サービス業に関するガイドライン』を満たしている業者にのみ発行されます。特定商取引法や個人情報保護法などの法令を守っていることの証明でもあるため、このマークのある結婚相談所なら安心です。

一方、プライバシーマークは一般財団法人 日本情報経済社会推進協会が作成したマークで、個人情報を適切に取り扱う体制が整っている事業だと認定した場合に発行します。

これらのマークのある結婚相談所が悪徳業者である可能性は極めて低いと考えられるため、結婚相談所を選ぶときにはマル適マークとプライバシーマークをチェックしましょう。

3.連盟や団体に加入している大手を選ぶ

連盟や団体に加入している大手を選ぶことも、結婚詐欺を回避する方法の一つです。

結婚相談所の加入する連盟や団体には、

  • ・日本結婚相談所連盟(IBJ)
  • ・日本ブライダル連盟(BIU)
  • ・日本結婚相談協会(JBA)
  • ・日本仲人連盟(NNR)

などがあります。

連盟や団体に加入している結婚相談所の多くは、先ほどご紹介した二つのポイント(身分証明書の提示を義務付けている&マル適マーク・プライバシーマークがある)に当てはまる可能性が高いです。

一つ一つの結婚相談所をチェックしていくのは大変なので、まずは大手の結婚相談所からチェックしてみることをオススメします。

ただし、連盟や団体に加入しているフリをする結婚相談所も紛れている可能性があるので要注意。加盟しているフリをする結婚相談所を見抜くためにも、本当に加入しているのかを連盟や団体のHPでチェックしましょう。

信用できるか相手を見極める

もう一つの方法は、出会った人が信用できる相手かどうかを自分で見極めることです。

信頼できる結婚相談所に入会したからと言って、結婚詐欺師が1人も登録していないとは言い切れません。ですから、詐欺師に出会う確率が減ったとは言え、信用できる相手をしっかりと自分で見極める必要があります。

とくに、人を簡単に信じてしまうタイプお人好しタイプは日頃から人を疑う習慣がないので要注意。

たとえば、プロフィールや発言があまりに理想的すぎる相手やお金の話をしてくる相手を信用するのは危険です。また、家族や友人に会わせてくれない相手や婚前交渉(婚約前の性交渉)をしようとする相手も誠実とは言えませんね。

「早く結婚するためには必要」「これさえ解決すれば結婚できる」などと言うのは、詐欺師の常套(じょうとう)手段です。くれぐれも気をつけましょう。

まとめ:結婚詐欺は自分で防げる

冒頭でもお伝えしたように、結婚相談所で出会った相手から結婚詐欺にかけられる可能性は低いです。とは言え、結婚詐欺の手口や結婚相談所の選び方を知ることによってさらに安心できますので、今回ご紹介したポイントをぜひ覚えておいてくださいね。

どこの結婚相談所を選べば良いのか分からないときは、知名度の高い大手の結婚相談所に登録しましょう。