好きになってくれたひとが好きの法則

自分に好意を寄せてくれた相手に、自分も好意を感じてしまう。これを心理学用語で好意の返報性といいます。これは理屈うんぬんという話ではなく、感情的に自分に好意を示してくれる相手に好意を感じやすいという人間や生物に備わる本能のようなものです。

恋愛でいえば、自分を好きになってくれたひとを好きになってしまう感情も好意の返報性のひとつの例です。好意の返報性は非常に強力な心理効果なので、これをうまく恋愛に活かすことで、好きな相手をものにすることができます。詳しくみていきましょう。

第三者に好意を伝えてもらうのが効果的

ビジネスで好意の返報性を活用するときは、贈り物やお土産のようなものが代表的ですが、恋愛でなにかものをプレゼントするのは露骨すぎて、いまいち効果がありません。

突然、プレゼントをされようものなら、恋愛感情の前になにか裏があるんじゃないかと思われてしまうのがオチでしょう。

恋愛で好意の返報性を使うなら、友人や同僚などの第三者に自分の好意を伝えてもらうのが効果的です。直接いうよりも第三者にいわれたほうが信憑性が高くなるからです。共通の友人がいるならそのひとに『〜さんがあなたのことを気に入っていたみたいですよ』と伝えてもらいましょう。

よほどモテるひとでない限り、そんな経験は多くないものなので、単純にうれしい気持ちになるでしょう。あなたのことをそれほど知らない相手であっても、あなたに対して興味をもつようになるはずです。

相手は好意を返したい気持ちになるので、あなたに好意的になるか、うまくいけば食事に誘ってくれるかもしれません。

好きになってくれたひとが好きの法則

好意の返報性は一発逆転の心理効果ではなく、徐々に時間をかけて効果を発揮するものです。

一度好意を示しただけで、自分を好きになってくれるという単純な相手はそうはいないので、継続的に好意を伝えます。

そうすると、最初はそれほどで興味をもっていなかったとしても、好意が長く続けば、あなたに対する意識が強くなっていきます。

本当は別に好きな人がいたという場合でも、自分のことを好意的に思ってくれているあなたのほうが徐々に好きになっていくのです。

これは好きになってくれたひとが好きになるという、恋愛心理学では高い威力を発揮する効果です。片思いだったとしても、そこであきらめてしまうのではなく、継続的に好意を伝えるようにしましょう。

どこかのタイミングで、その好意の積み重ねが好きという形で返ってくるかもしれません。