婚活するひとが増えた理由

結婚しにくい時代背景


結婚にはお金が必要です。結婚式の資金だけでなく、育児費、教育費など、なにかとお金が必要になってきます。しかし、時代は長引く景気の低迷で、終身雇用の崩壊、年収の減少、非正規雇用の増加など不安定な状況で、結婚したくてもできないという状況があります。実際に生涯未婚の男女が増えているというデータもあり、結婚できないまま一生を過ごすことも少なくない状況なのです。

これは特に男性において顕著で、正社員になるまでは結婚できない、年収や貯蓄の目処がつかない限り結婚できないなど、家族を養っていけるだけのお金が確保できない男性が増えていることが、結婚を遅れさせています。

逆に女性もお金に対してシビアになっており、少しでも安定的に生活ができるようにと、高年収や公務員のような安定的な職業の男性を求める傾向が強くなっています。しかし、現実的にそういった男性は割合としては少なく、なかなか希望通りの相手が見つからなかったりします。

例えば一般的に高年収といわれる年収1000万円以上の独身男性の割合は平成23年時点でわずか6%に過ぎません。

出会いの機会が少なくなった

社会人になると出会いは極端に少なくなります。以前であれば、親戚や近所、会社から紹介があり、それを補っていたものですが、近年ではそうした紹介は少なくなり、合コンや友人の紹介に頼るようになってきました。しかし、合コンや友人の紹介は数が限られており、なおかつ必ずしも結婚につながる出会いとはならないことが多くあります。

そんな中で、自分から積極的に出会いを求めて、婚活パーティや結婚相談所を利用して婚活をするようになってきました。この傾向は近年で急速に高まっており、未婚者の4人に1人が出会いの場を求めて、なんらかの婚活をしているといわれています。

自分の価値観を大切にするひとが増えた

男は仕事、女は家庭という一義的な価値観はもはや過去のもので、男女ともに多様な価値観に基づいて生活するようになりました。男性であれば、家庭を守るためだけではなく、自分の趣味や自己実現のために働くひとが増えていますし、女性でも、仕事や趣味を通じて人生を豊かにしたいと考えるひとが増えました。

その状況下では、結婚することで自分の時間が減ってしまうこと、女性であれば仕事ができなくなってしまうことなどを懸念し、結婚に対して消極的になってしまいがちです。なので、いざ結婚をしようと思っても、すんなりとはいかず、気付けば婚期を逃していたという状況が発生しているのです。

女性の社会進出と婚活するひとの増加は強い関係があるのです。